今回はカナダに行くときに航空会社エア・カナダを利用しました。
前回は中国経由で、バンクーバーに着くまですごく時間がかかって大変でしたが、エア・カナダだと成田から直通だったので快適にカナダに行けましたよ。
ということで「エア・カナダ」の機内の様子やエア・カナダがどんな航空会社なのか?ということまで詳しく紹介しますね!
エア・カナダへ搭乗〜機内レポート
先日、カナダ(バンクーバー)に行く際に、実際にエア・カナダ(Air Canada)に乗ってきたので搭乗〜機内の様子までレポートをします。
エア・カナダにチェックイン
では、まずはエア・カナダでチェックインしましょう。
こちらは成田空港のエア・カナダのチェックインカウンターです。
感じのいい対応でした。基本的に日本の空港でイヤな対応をされたことはありませんが。
このチェックインをする際に、ANAマイレージカードがある場合は提示してくださいね。
ANAのマイレージカードにちゃんとマイルが反映されますので♪
「マイレージカードはありますか?」とは聞かれないので注意です!(ネットで入力した場合は不要)
後述しますが、「受託手荷物(預けておく荷物)」には重さの制限(エコノミークラス: 23kg × 2個)があります。
でも、エア・カナダの場合、「機内持ち込みの荷物」には重さの制限がありません(大きさには規定があります)。
わたしは持ち込める大きさのスーツケースを愛用してるので、預ける荷物は無し!
ちなみにエア・カナダのチェックインは、こんな機械でもできますよ。
ただ、わたしの場合、なぜか上手くいかず、エラーが出ました。
たまにできないこともあるらしく、そんなときは普通にチェックインですね。
空港でどうすればいいかわからない場合は、こちらの記事が参考になりますよ。
エア・カナダに搭乗
さて、チェックインカウンターでもらったチケットを見ると「Gate 45」になってるので、45ゲートを目指しますね。
というわけで、着きました。こちらが45ゲートです。
「ゾーン」ごとに乗る順番があるので、自分の「ゾーン」をチケットで確認しましょう。
わたしのは「ZONE 5」って書いてますね。
「ZONE 5」の場合、乗る順番は最後の最後です。
かなり並んでいてまあまあ待ちましたので、となりにいたアメリカの人と雑談してました。
というわけで、チケットを見せたらこちらの飛行機に乗り込みますよ!
エアカナダの機内の様子
では、エアカナダに搭乗しましょう。
入り口で日本語の話せる方が席を案内してくれました。
自分の席に着いて、手荷物を棚に乗せますね。
機内の様子はこんな感じです!
かなり綺麗です。あ、わたしはもちろんエコノミーです。
エア・カナダの座席(エコノミークラス)
座席には簡易な枕とブランケットがありました。
前の席の背もたれにはこんなモニターが。
ここで、いろいろ見られます。
あとどのくらいで着くのかとか、映画とかゲームとかいろいろあるのでいじりましょう。
そうこうしていると離陸の時間になり、緊急時の対応についてのビデオがはじまりました。
ビデオは日本語字幕で、説明の音声は英語とフランス語が連続で流れます。
エア・カナダの充電設備
エア・カナダの座席にあるモニターにはUSBのケーブルを差し込むところがありました。
上の画像の真ん中の下の端にUSBの差込口がありますよね。
ここにスマホのケーブルを差し込んで充電ができますよ。
足元にもこんなコンセントがありました。
暗くて見づらかったのですが、コンセントを差し込んでここでも充電できます。
ただし、「110V」「60Hz」に対応しているものだけにしてくださいね。
エア・カナダの離陸後
離陸後落ち着くと、まずイヤホンが配られました。
ビジネスクラスは「ノイズキャンセルヘッドホン」を貸してくれるそうですね。すごい。
イヤホンが配られた後はさっそく夕食です。
客室乗務員の人は日本語も話せるし、放送も日本語で言ってくれます。
英語が苦手な人でも困ることはありませんよ。
ちなみに料理のメニューはモニターの中で確認できました。
「Eat & Drink」のところで。
食べ物の写真はありませんでしたが、飲み物は写真付きです。
ワインなんかもありますよー。
エア・カナダの機内食(夕食)
では、今度はエア・カナダの機内食(夕食)を紹介します。
エア・カナダの機内食(フィッシュ)
こちらはわたしが乗ったときの機内食の「フィッシュ」です。
「フィッシュ」か「ビーフ」かを聞かれますので、「フィッシュ(魚)」にしました。
「フィッシュ」の機内食はこんな感じです。
五穀米(?)に白身魚のあんかけでした。
「おいしいー!」と絶賛することはありませんが、ふつうに食べられます。
でも、隣の人が食べていた「ビーフ」の方が美味しそうでした。
「ビーフ」の場合は、ミートソースのかかったビーフとスパゲッティがついてましたよ。
飲み物はいろいろありますが、わたしの大好きな「トマトジュース」があったのでそれを注文。
おかずのこんな豆サラダは美味しかったです。
いろんな種類の豆が入っていて、ポリポリと食感もよかった!
ガーリックの味付けなので、苦手な人はだめかも。
こちらは機内食のデザート。
夕食の後は免税品の紹介がありました。
わたしはなんとか時差ボケを作らないように寝るように心がけましたが、残念ながらほぼ寝られませんでした。
エコノミーは背もたれもほとんど倒せないし、狭いのでよっぽど疲れていないと寝られないですね……。
帰りの飛行機での機内食(チキン)
こちらはバンクーバーから成田に向かう飛行機の中での食事。
チキンとビーフを選べたので「チキン」を選びました。
チキンにトマトソースがかかっています。左側にあるのは米ではなくパスタを丸っこくしたものです。
ビーフの方は焼き肉っぽいものがご飯に乗っていたのですが、そっちの方が当たりだったかもしれません(笑)。
エア・カナダの機内食は「ビーフ」がオススメ!
エア・カナダの機内食(朝食)
着陸の1〜2時間前には朝食が出ました。
「おかゆ」か「スクランブルエッグ」を聞かれたのですが、「え?パンとおかゆじゃないの??」と戸惑いました(笑)。
わたしはスクランブルエッグにしましたよ。
あ、パンはどちらにしてもついてくるんですね。なるほど。
こちらがスクランブルエッグです。
スクランブルエッグというか、オムレツみたいですね。中身は何もありませんが。
卵にはホワイトソースがかかっていて、茹でたミニトマトと、ジャーマンポテト、ハム、ほうれん草がついてました。
わたしの場合は、成田からバンクーバーまでエア・カナダで行きましたが、心地よかったです。
エア・カナダについて
さて、エア・カナダ(Air Canada)の搭乗レポートをしましたが、今度はエア・カナダについて、知っておくと役に立つ情報をまとめます。
カナダのバンクーバーまで、成田、羽田、関空(夏期のみ)から直通で行けるので、よく利用しています。
エア・カナダの出ている空港
まず、エア・カナダの出ている空港を紹介します。
日本では、こちらの3空港からエア・カナダの飛行機が出ています。
エア・カナダの出ている空港
では、それぞれの空港にあるエア・カナダ用のチェックインカウンターの場所を紹介しますね(2024年10月現在)。
成田国際空港でのカウンターの場所
成田国際空港でのエア・カナダのカウンターは第1ターミナル 南ウイング4階です。
成田からは、バンクーバー、モントリオール、カルガリーまで直通便が出ているようです。
羽田空港でのカウンターの場所
羽田空港でのエア・カナダのカウンターは国際線ターミナル3階です。
羽田空港からは、バンクーバー、そしてトロントまでの直通便が出ていますよ。
関西国際空港でのカウンターの場所
関西国際空港でのエア・カナダのカウンターは第1ターミナルビルです。
関西国際空港からはバンクーバー行きが直通であります。
エア・カナダの荷物の制限は?
では、エア・カナダの荷物の大きさ、重さ制限はどのくらいなのでしょうか?
こちらの2つにわけて見てみましょう。
エア・カナダの機内持ち込み手荷物
まずは、エア・カナダの機内持ち込み手荷物の制限です。
「手荷物(スーツケースなど)」+「身の回り品」の2つを機内に持ち込めますよ。
サイズ | 重さ | |
---|---|---|
手荷物(スーツケースなど) | 高さ: 55cm × 横幅: 40cm × 厚さ: 23cm | 制限なし |
身の回り品 | 高さ: 33cm × 横幅: 43cm × 厚さ: 16cm | 制限なし |
エア・カナダの場合、手荷物の大きさにはサイズの制限があるのですが、重さは制限がありません。
手荷物には、こんな小さなスーツケースのようなものも入りますよ。
エア・カナダの受託手荷物
今度はエア・カナダの受託手荷物です。
つまり、チェックインカウンターで預けて、機内とは別の荷物置き場に運ばれる荷物のことですね。
サイズ | 重さ | |
---|---|---|
エコノミー / プレミアムエコノミー | 3辺(高さ+横幅+厚さ)の合計: 158cm | 23kg × 2個 |
ビジネスクラス | 3辺(高さ+横幅+厚さ)の合計: 158cm | 32kg × 2個 |
エコノミーの場合、23kgまでの大きなスーツケースを1人2つまで預けることができます。
つまり2人で乗れば4つ、3人で乗れば6つまでOKということ。
こちらはチェックインカウンターで、22.30kgだったときの写真ですが、気持ちいいですね〜。
「やったった感」があります!
エア・カナダの「マイル」
飛行機といえば、貯まってお得でうれしい「マイル」がありますよね。
エア・カナダに搭乗すると、ANAマイルや、JALマイルは貯まるのでしょうか?
ANAマイルに変換できる!
ANA(全日空)は世界最大級のエアラインネットワーク「スターアライアンス」のメンバーになっています。
そのため、ANAマイルですが、なんとエア・カナダに乗っても貯まります!
エア・カナダのマイルをANAマイルへ「変換」してくれるんですね!
エコノミークラスの場合、変換率は50〜100%のことです。
JALマイルには変換できない
ではJALの場合はどうなんでしょうか? 「JALマイルもいけるのかな?」と思っちゃいますよね。
ところが、JALマイルには対応していません。これは残念ですけどね。
追記:「エア・カナダ ルージュ」は別の会社
オマケですが「エア・カナダ ルージュ」という飛行機もあります。
先日、関西国際空港からカナダに行くときに使いました(現在はエア・カナダ ルージュは無くなり、エア・カナダになっています)。
エア・カナダ・ルージュは、エア・カナダが設立した新しいレジャー航空会社だそうです。
一番大きな違いは、テレビのモニターが無いこと。
搭乗前にアプリを入れて、飛行中に機内のWi-Fiに繋ぐと、それで映画などが見られるんだそうです。
エア・カナダ ルージュのエコノミーでの足元の広さはこのくらいでした。
あと、シートの背もたれにはちょっとした工夫がありました。
上の画像の中で、シートの上の方が二重になっていますよね。ただのクッションかと思いきや、これ、「コ」の字型に少し曲げられるんです。
USBを繋ぐコンセントはありませんでしたが、座席の足元にはコンセントがありました。
110V、60HZと書いています。スマホとかのコンセントは大丈夫!
あと、エア・カナダ ルージュには日本語での放送はありませんでした。これはエア・カナダとは大きな違いですね。
まとめ
ということで、今回はエア・カナダの機内がどんな感じかについてまとめました。
特に、アナウンスが日本語付きというのはメリットだと思います。
こちらはJALでカナダに行ったときのレポートです。