今回は、自分に「日本社会が合わない」と思ったらとりあえず海外に行け!! というお話です。
なぜなら、海外に出ることで「日本をほかの国と比較すること」ができるからです。
その結果、「やっぱり日本がいい」と思っても、「日本を出てよかった」と思っても幸せになれますよ!
日本が合わない日本人はとにかく海外に行きましょう。
「カナダ最高!」と連呼していると文句を言う人がいる
わたしはカナダが好きです。
カナダだとビクトリアとリッチモンドに行ってきたのですが、本当にいいところですね。
で、「海外はすばらしい」みたいなことを言っていると文句を言う人がいます。
たとえばこんな意見です。
こいつは馬鹿か。日本が一番すばらしい国だろ。ちょっと旅行で行ったぐらいでいい面しか見えてないじゃないの?
もうね、こういう意見には「うわぁ……」としか言えません。
なぜなら、どの国が一番自分に合うかはその人によってまったく違うからです。
「日本が一番いい国だ!」って言っているのは、日本人が多いです。逆に「アメリカが一番いい国だ」と言っているのはアメリカ人が一番多いはず。
そんなものなのです。ここで「いや日本だ!」「アメリカだ!」と張り合うのは愚かすぎるのでやめましょう。
「どこが一番いい国か」というのは絶対的評価ではなく、相対的評価なので人によって答えは違ってあたりまえ。
ある人にとっては日本は最高でも、ある人にとっては最低の国であることは当然なんですよね。
芸能人の好みでも、こんなことは日常的にあるのではないでしょうか?
わたしには「日本の素晴らしさ」がデメリットにしか見えない
たとえば、わたしにとっては、多くの人が言う「日本の素晴らしいところ」がデメリットにしか見えません。
- 四季があってすばらしい
- その季節に合った服など、いろいろ季節に沿ったものをそろえなければならない。購買活動をするのが非効率的で面倒くさい。
- 日本人は礼儀正しい
- 日本人が礼儀正しいのは相手が目上の場合だけですよね。日本人のおっさんの無礼さには毎日イライラさせられます。
- コンビニとか便利
- 本来、24時間営業とか不要。深夜に働くなんて人間的じゃないし、その割には賃金が安すぎる。
- サービスの質がいい
- 「サービスの質がいい」のを逆手にとって客が暴徒化しているという問題がひどい。定時を超えても電話をかけてきて、出なければ翌日に文句の電話をよこしたり、百均の商品で文句を言いまくる人とか。そういうのに応えているとサービス残業も解決しない。
いいですか? 大事なのでよく聞いてくださいよ?
これらはあくまでわたしの意見です。
「イヤ……お前はわかっちゃいない!」と文句を言うのはお門違いというもの。
たとえば、サービスの質がいいのは「客側からの視点のみ」なら、喜ぶことかもしれません。
でも、わたしはそれによる社会への悪影響が問題だと感じているだけです。
海外に出ないと日本のこともわからない
けっきょくのところは「合うか・合わないか」ですよね。
「5年アメリカに住んだけど、日本のほうがどう考えてもすばらしい」という人もいれば、「半年アメリカにいたけど、やっぱアメリカ最高」って人もいて当然。
とりあえずわかっているのは、日本を出ないとそれがわからないということ。
日本が合っているのか、合ってないのかは、比較対象がないとわかりません。日本で満足している人も、もしかしたらもっと自分に合った国があるかもしれませんよ。
なので、わたしはとりあえず海外に行くことを心の底からオススメしています。
とくに若者にはワーキングホリデービザというすばらしい仕組みがあるので、これを使わない手はありません。
「呪い」を言う人には気をつけて!!
あと、最後に
「呪い」には気をつけてください。
海外にばかり目を向けていると、こんな「呪い」を言う人がいます。
自分の国を愛せない人がほかの国でうまくいくハズがない
これは、かなり危険な思想です。
「うちの会社の残業で倒れるぐらいなら、ほかの会社ではやっていけない」と同種の呪いです。
そういう人は他人が幸せになるのが許せなくて足を引っ張りたいんですよ。
逆に「日本が合わない」という自覚は、「海外でうまくいく」というサインです。
日本が合わなくて海外に行って幸せになっている人、わたしの周り(下記リンク参照)だけでもいっぱいいますよ。
たぶん、ほかにももっともっといます。もしいたらリンクをはるのでご連絡ください。
まとめ
というわけで、今回言いたいのは「日本文化は自分に合わない」とちょっとでも疑問を持つのなら「とりあえず海外に行け」です。
海外に行ってみて「やっぱり日本って素晴らしいな!」と思えたらそれも幸せだし、「日本を出て正解だった!」と思えても幸せです。
そして、他人に「日本最高! 海外とかありえんだろ! 馬鹿か?!」と非難するのはやめてください。もちろん「海外最高! 日本が一番いいなんてバカ?!」もやめてください。
ちなみに、カナダに興味があるなら、わたしの友達の末永さん(上でも紹介している)に相談するのをゴリ押ししています。
元 社畜なので、めっちゃ共感してもらえると思いますし(笑)。