海外で「自分探し」をしても自分は見つからないが〇〇が身につくので心からオススメする

ヨス

執筆者

カナダ大好きなブロガー。1年のうち1か月ほどはカナダに滞在。英語学習メディア「英語びより」の編集長。著書『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』『読まれる・稼げる ブログ術大全』。

「自分探し」という言葉を耳にすることがあります。

ポジティブで真面目で、すっごく聞こえのいい言葉ですよね。

よく海外に「自分探しに行く」という話を聞きますが、海外に行けば「自分」を見つけられるのでしょうか?

結論から言うと、海外に行ったからと言って、自分が見つかるわけではありません

そもそも「自分探し」とは?

そもそも自分探しとはどういうものを指すのでしょうか?

意味的には「本当の自分」を探すという意味です。では「本当の自分」とは?

「本当の自分」って?

  • 自分の本当の能力
  • 自分が向いていること
  • 自分のやるべき仕事
  • 自分のあるべき人生

このあたりでしょうか?

答えなんてあるのか……? 難しい雰囲気が満載ですね。

「自分探し」のために海外に行ったり、世界一周に行ったりする人がいますが、冷静に考えると不思議です。

そう。自分はここに居るのに、海外に「自分」を探しに行くのですから。

率直に言いますが、海外に自分探しに行っても自分なんて見つからないでしょう。

外に向かって行くことで、自分なんて見つかるわけありませんよね?

自分の内面を見ないとダメなのでは?

では海外に行くのはムダ?

こいういうことを書くと、「じゃあ海外に行くのはムダなの?」と思われるかもしれません。

もちろん、まったくムダではありません。むしろ、わたしは海外に行くべきだと思っています。

なぜかというと、海外に行けば日本で自信がなかった人も、きっと自信がつくからです。

実はわたしも20歳まで、自分にまったく自信がありませんでした

なに1つ困難なことも達成した経験もないし、大学受験も失敗したし、ダメダメすぎてコンプレックスの塊でした。

ところが、わたしが専門学校のときに、突然海外に興味を持ったのです(高校ぐらいから「日本が自分に合わない」と思っていたのが発端)。

通っていた専門学校から交換留学生としてアメリカに行きました(その前にカナダにホームステイもした)。

これがわたしの人生を変えたのです。

「自分探しをするぞ!」なんてみじんも思っていませんでしたし、自分も見つかりませんでした。

でもとにかく、めちゃめちゃ自分に自信がついたのです。

アメリカで「切手1つを買うだけでもあたふたしてた経験」を乗り越えたら、日本で何かをするなんて楽勝すぎだと気づいたから。

そう。言語がなに1つ不自由なく伝わって、コミュニケーションが取れることって、すっごく楽勝なんです。

アメリカに行くまで、電車に1人で乗るのですらオドオドしていた田舎者のわたしがですよ。

若者は「自信」を得るために海外へ行け!

というわけで、わたしがこの記事で言いたいのは、こういうことです。

自分探しをしに海外に行っても「自分」は見つからないけど、めっちゃ自信がつくので、とりあえず若者は海外へ行け!!

「自分探し」なんてモヤっとした言葉を使うのは自分に自信がないからです。

自分に自信がつけば、「今のありのままの自分が自分なのだ!」ということが理解できるので、そんな言葉に逃げなくてもいいんですよ。

ということは、結果的に海外に行ったら「自分探し」も果たせるということになりますね。

まとめ

繰り返しになりますが、日本人は「とりあえず海外に行けばいい」と思います。

多くの人は知らないと思いますが、日本人って有利なんですよ。「ワーキングホリデービザ」を使えば、いろんな国に簡単に滞在することができますから。

普通は海外で住むには難しい試練がいっぱいあるんですが、「若い」というステータスだけで取得できるワーキングホリデービザがあれば余裕です。

ということで、若者は何も考えずにワーホリで海外に行こうぜ!!(※もちろん、計画して行くほうがベターです)