お金を払うとき、クレジットカードを使っていますか?
日本ではまだまだクレジットカードが普及しきっていませんよね。それよりもQR決済のほうが多い印象です。
でも、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどではほとんどのお店でクレジットカードが使えます。
そこで必ず出合うのがこちらのクレジットカードで支払うマシーンです。

このPayment Terminal(ペイメント・ターミナル)」機械をどうやって使えばいいのでしょうか?
今回は写真を交えながら詳しく紹介します!
目次
クレジットカードの機械で支払う方法
海外でクレジットカードを使って会計するときには、カードを渡して店員がやってくれません。
自分でカードを差し込み、自分で処理をして、自分でカードを抜く必要があるんですよ。
まず基礎知識として、クレジットカードを機械で支払うときでの3つの方法を見てみましょう。
この中でも差し込み型の方が多いと思いますので、このやり方で紹介していきます。
カードを差し込む
まずはクレジットカードを機械に差し込みましょう。

上の写真のように、機械の下の部分に差し込みます。
差し込む方向は、カードを時計回りに回転させた方向です。
言語を選ぶ
カナダの場合は、公用語が英語とフランス語です。
そのため、必ず「どちらの言語で操作するか」を選ぶ画面があります。

上の画面では「Select Language(言語の選択)」と書かれていますね。
その下に左側に「English(英語)」、右側に「Français(フランス語)」と書いています。
で、どうすればいいの??
……ってなるかもしれませんね。このマシーンだと、左右にある「−」のマークのボタンを押して選びます。

英語なら左側のボタン、フランス語なら右側のボタンを押しましょう。
クレジット支払いの機械の種類によって、画面をタップする場合もありますが、多くの場合は「その言語の下にあるボタン」を押して選びます。
暗証番号を入力
そして暗証番号を入力します。

「Enter PIN and OK(暗証番号を入力してOKを押す)」と書いています。
ボタン配置はこんな感じになっています。

赤、黄色、緑のボタンがありますよね。この3つはこんな意味です。
数字のボタンを押し、緑でオッケーですね。間違えたら黄色ボタンで訂正しましょう。
接続中は触らない
すると、「Connected. Do Not Remove Card(接続中。カードを抜かないでください)」という画面になります。

クレジットカードを絶対に抜かないように!
カードを抜く
数秒間待つと「Approved(承認されました)」の画面になりますのでカードを抜きましょう。

「Remove Card(カードを抜いてください)」と書いていますね。
レシートをもらう
あとは、マシーンからレシートが出てくるので、待ちましょう。

ぜったいに勝手に取ったりしないように。
レシートを受け取ったら「Thank you」と言えばオッケーです!
そのほか海外のクレジットカード払いで知っておきたいこと
では、そのほかに海外でクレジットカード払いをするときに知っておきたいことをまとめます。
支払い回数は聞かれない
日本でクレジットカードを使うときにいつも聞かれる「支払い回数は?」という質問があります。
100円の商品を買っても聞かれるのですが、マニュアルどおりにこなしているだけ……という感じですよね(笑)。
ってか「300円を10回払いで!」って答えたらどんな反応するんでしょうね……。
この質問は海外では聞かれません。一括払いが当たり前なので、マシーンにもそんな欄も選択肢もありません。
飲食店ではチップも機械で払う
飲食店やタクシーだと、チップも機械で払うようになります。
パーセンテージか、金額で払う画面が出るので、選択しましょう。
カナダだと、パーセンテージの場合は、この3つぐらいから選べます。
たいていの場合は15%でオッケーです。
ファーストフードの場合もマシーンにはチップの項目がありますが、払わなくても大丈夫です。
現地通貨か円で払うかどうか?
お店によって、マシーンの中で現地通貨、日本円(JPY)のどちらで支払うかの選択があるときがあります。
このときは必ず「ドル」などの「現地通貨」にしましょう。
日本円を指定すると、そのときの為替レートで日本円に換算されます。
ところがこのときに、お店側がやろうと思えば手数料を上乗せしまくれるんですよ。
国によっては、ぼったくられまくるかも……。
なので、「日本円(JPY)」は絶対に選ばないようにしましょう!
サインは求められない
レシートへのサインは基本的に求められません(日本でも最近はサインはないかな)。
ちなみに、求められたときのサインは日本語でも英語でもオッケーです。
大切なのは、クレジットカードに書いているサインに合わせることです。
JCBはめったに使えない
クレジットカードの種類では「VISA」か「Master」が主流です。
カナダでは「JCB」の使える店は超レアで、まったく使えませんでした。
もし海外に行く方で、クレジットカードを作りたい方は「VISA」か「Master」にしましょう。
金額はちゃんと確認しよう
こちらは日本ででも同じですが、クレジットカードでお支払いするときにはマシーン上の金額を確認しましょう。
店員さんが手打ちで入力するところもあるので、金額が間違っていることがあります。
国によってはぼったくられるかもしれませんので、金額を確認をする癖をつけておきましょう。
まとめ
今回はクレジットカードの支払い機こと「Payment Terminal(ペイメント・ターミナル)」でお支払いをする方法をまとめました。
便利なので、恐れずにクレジットカードで支払ってみてください。
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