カナダのリッチモンド市で夏といえば、リッチモンド・ナイト・マーケット(Richmond Night Market)です。
今回は、2019年7月の頭ぐらいに行ってきたのでその内容を紹介しますね!
リッチモンド・ナイト・マーケットとは?
リッチモンド・ナイト・マーケット(Richmond Night Market)というのは、日本で言うところの「屋台」ですね。
夏の期間、夜の7:00ぐらいからスタートする夜の屋台村です。
お店の名前 | Richmond Night Market(リッチモンド・ナイト・マーケット) |
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住所 | 8351 River Rd, Richmond, BC V6X 1Y4 |
電話 | 604-244-8448 |
入場料金 | $4.75 ※7歳以下・60歳以上は無料 |
営業時間 | 5月10日 〜 10月14日(※2019年の場合) 【金・土曜日】19:00 〜 24:00 【日曜日】19:00 〜 23:00 |
定休日 | 月〜木曜日 |
駐車場 | あり・無し |
クレジットカード | 【入場】使用不可 【お店】お店による |
喫煙状況 | 完全禁煙 |
公式サイト | https://richmondnightmarket.com/ |
備考 | カナダでは公共の場での飲酒は禁じられています。決められた場所だけで飲むようにしましょう。 |
場所は、Bridgeport(ブリッジポート)駅から歩いてすぐのところです。
駐車場も広いので車で来ることもできます。ただしめちゃ混みますよ。
わたしは7:00前に来ましたが、入り口に入るまではかなり並んでいました。
そして、わたしがリッチモンド・ナイト・マーケットで一番うれしいのは、こちらです。
なんと、全面禁煙なんですよ!!
上の写真のように、ナイトマーケットの敷地には囲いがあって、その中では完全禁煙なんです。
日本では考えられないですよね! すばらしすぎる!
囲いの中をのぞいてみましょう。
まだ「ナイトマーケット」という名前のわりには明るすぎますが、日が沈むのは夜の9:30ぐらいなので(笑)。
チケットは大人$4.75ですが、こんな6枚綴りのチケットもあります。
$28 で6枚なので、1枚あたり$4.66になります。値段ではほとんど安くなっていないのですが、大きな違いがあります。
それが、特別な入り口から入れることです。
わたしの場合はふつうのチケットだったのでだいぶ並びましたが、この6枚綴りのチケットを持っている人はショートカットで入場できるんですよ。
ふつうの入り口の列に並んでいると、こんな広告が見えてきました。
なんかいろんなものがありますね。
ティラノサウルスの大きな模型もありました。
これ、動いて「がおー」という音声も出て、小さい子だったら怖がりそうですよ(笑)。
こちらが入場料金を支払うところ。やっとたどりつきました。
入場料金を支払うところではクレジットカードは使えません。さらには現金でも$50、$100のお札も使えません。
リッチモンド・ナイト・マーケットの中
というわけで、やっとのことでリッチモンド・ナイト・マーケットの柵の中に入れました。
たぶん1時間ぐらい並んでたと思うよ。
さて、入ってすぐにあるのがこちらのコンサート場です。
入ったばかりのときは何もやってませんでしたが、暗くなるとだれかが歌っていましたよ。
リッチモンド・ナイト・マーケットに入ってまずあったのは、お土産物屋さんのストリートでした。
こんな感じの雑貨屋さん、アクセサリーとかキーホルダーとか文房具といった小物のお店がいっぱいあります。
日本のアニメチックなキャラもいろんなところで見かけましたよ。
後、キーホルダーとかぬいぐるみは、明らかにニセモノというものがいっぱいでした。
というか、ニセモノしか置いていないと思っておいてください。
ドラゴンボールみたいなロゴも。
リッチモンドには中国人が多いこともあって、漢字、日本語もよく見かけました。
上の「浪人」というお店は、ナイフとかを売っていました。
個人的にオススメ
では、リッチモンド・ナイト・マーケットのほとんどを占める食べ物のお店を紹介します。
まずはその中でも個人的に「おお!」と思ったものを紹介しますね。
この「Rotato Potato(ローテート・ポテト)」というお店。
ここ、「トルネード・ポテト」という人気の食べ物を売っています。
こんなやつですね。
じゃがいも1個を竜巻のようにして、それを串にぶっ刺してフライにしているやつです。
カナダでは大人気で、どこに行っても屋台があります。
材料費はめっちゃ安上がりだと思うので、儲かりますね!
こちらは「Rainbulb」。
これは電球型の入れ物にソーダ(?)が入っているものです。
わたしは頼んでいないのですが、持っている人のボトルも光ってました。スゴいな。
そして、「Tropical Bar」というお店。
ここはスイカとかパイナップル自体を器にしたジュースです。
これは見栄えがしますねぇ!
日本食の屋台も多い
そして、日本食の屋台が多いのもリッチモンド・ナイト・マーケットの特徴です。
まさかのたこ焼きが!
そして、こっちもにたこ焼き。
おもわず買いましたよ。
久々のたこ焼きで美味しかった! 量は少なかったけどね。
さらには3つ目のたこ焼きの屋台まで発見。「こんなにいらんやろ!」と突っ込みたくなったわ。
もちろん、たこ焼きだけではないですよ。
お餅の屋台。
ラーメンの屋台も。
たいやきまで!
日本のお祭りには欠かせない「りんご飴」はさすがにないだろうと思っていたら。
りんごどころか、ブドウ飴や、いちご飴までありました。
ということで、いちご飴を購入です。
やたら広告で見かけたドーナツアイス
2019年のリッチモンド・ナイト・マーケットの広告でやたら見ていたのがこちら。
なんかドーナツに棒が刺さっているやつですね。
こんな感じで、お店の前には派手派手なポップがありました。
ライトも可愛らしい。
「Fruity Popsicle Donuts(フルーティーポプシカル・ドーナッツ)」って書いています。
この「Popsicle」という言葉ですが、実は日本語の「アイスクリーム」に相当します。
ほら、ガリガリ君とか、ああいうのも「アイス」と略して呼んでいますが、英語だと「Popsicle」なんですね。
逆に「Ice Cream」というときは、「クリーム」という言葉が入っているだけあって、バニラとかミルクの入ったやつを指します。
説明臭くなりましたが、けっきょくのところ、「Fruity Popsicle Donuts(フルーティーポプシカル・ドーナッツ)」というのは、アイスなんですね。
よくわからないと思いますので、かじってみましょう。
これはマンゴー味のアイスの上に青いチョコをコーティングしているんです。
とうわけで、こんなドーナツといっしょに写真を撮りました。
ちなみにマンゴーのほかにはストロベリー味もありましたよ。
そのほか
ではその他にあるお店をダーっと見ていきましょう。
ぶっちゃけ屋台が多すぎて、回りきれません。
パンの中にレインボーのチーズが入っているやつ。
アイスクリームの天ぷら?
焼きそばみたいなの。
ビーフとかチキンとか、ポークって書いていますね。
マンゴージュース。
「Nori Express」って書いていますね。
英語で「Sushi Noritaco」って書いてますがなんだろう?「海苔」?
ワッフルタワーというお菓子。
そうそう。リッチモンドだけに中華料理のお店はいっぱいありました。
米に肉が載った食べ物。
イカ焼きもありました。
さすがリッチモンドですね。中華色というかアジア色がものすごく強いです。
あ、綿菓子もありました。
英語では「Cotton Candy」と呼びます。コットン=綿ですね。
中国語では「綿花糖」て書くんですね。なんか美しい。
ライトが中に入っている(とうか、棒のところがライトセーバーみたいなやつ)綿菓子もありました。
英語では「LED Cotton Candy」って書いています。LEDなんやな。
8ドルという何ともかわいくない値段でした。というか、ふつうの綿菓子も5ドルなのでヤバいですね。高すぎ。
子どもの遊び場も多いです
リッチモンド・ナイト・マーケットですが、子どもの遊び場も充実してました。
どこに行っても見かけるのがバルーンの遊び場ですよね。
こんな本格的な水の上で遊ぶところも。
手前はボートですが、向こう側に見えるのは大きなボールの中に入って、水の上で転がるやつです。
UFOキャッチャーもありました。
もちろん、景品はニセモノばかりですけど……。
もはや、ツッコむ気力がなくなるレベル。
「すみっコぐらし」のぬいぐるみも、本物っぽいんですが、微妙に違ってました。
まぁ、それでも可愛いんですけどね。
こんな風船にダーツを投げる屋台も。
あと、バスケットボールのフリースローの屋台とかもありました。1ショットで5ドルとか高すぎやろ……という値段ですが。
これは輪っかでボトルを立てるゲームですね。
この、景品をまるで「肉」かのようにぶら下げているのは面白いですね。
何のキャラこれ?
ああ、ヨッシーですね。ニセモノですけど。
ニセモノばっかりですけど、この公式?のひよこキャラクターは可愛いです。
バルーンに入ったひよこも。
ん? LINEのひよこみたいにも見えますが。
やってないですが、「VR」のゲームコーナーもありました。
遊園地の本格的なアトラクションも。
これ、ランズドーンセンターに来てた移動遊園地にもあったやつと同じだ!
こんな遊具も。
恐竜もいました。
ただ、これは乗ったりはできないやつですよ。飾りです。
暗くなってくるとイルミネーションがきれいです!
梅の花みたいな感じですね。
気がついたらすっかり真っ暗です。
やっぱりナイトマーケットは暗くなったほうがいい感じです。
もう一度言いますが、ここ、全体が禁煙です。
ほんとに子どもを連れて行きやすいですね。まぁ、子どもがいたら「あれ買う」とか「あれほしい!」と大変なことになりますが。
【追記】アルコールは?
わたしが紹介してきたお店にビールなどのお店がないことにお気づきでしょうか?
じつは、ふつうの屋台ではビールなどのアルコールは売っていません。
なぜなら、カナダでは公共の場での飲酒が禁じられているため、決められた場所でしか飲めないからです。
写真に撮り忘れましたが、端っこの方のお店でアルコールが飲めるところがありました。その入口に未成年以外立ち入り禁止のように書いていましたよ。
まとめ
今回はリッチモンド・ナイト・マーケットを紹介しました。
Bridgeport駅からすぐで、利便性のよい場所で開催されています。
リッチモンドに来たらナイトマーケットにぜひ行ってみてくださいね。